2017.9.1

「長寿で有名な徳之島 」
(2人の長寿ギネス保持者を輩出した島で有名)

徳之島の長寿の秘密は何でしょうか。
まずは朝食、メインメニューは骨付き味噌汁です。徳之島の人たちは、豚肉をそれも骨付きの豚肉を毎日食べています。(骨付き豚肉はゼラチンアミノ酸が多く含まれている)
年をとるとお肉の摂取量が減少してしまい、たんぱく質の摂取量が少なくなります。たんぱく質が少ないと筋肉が衰えます。年をとってたんぱく質を摂ることはとても素晴らしいことです。また、家事も毎日行っている、洗濯物干し、ホウキで部屋の隅々を掃除し、雑巾がけをするなど軽い運動も毎日することがすごく大切です。
料理をするにしても、掃除する順番を考える、どんな風にすれば効率よくできるか考えることで頭を使っている、さらに、家事が終了すると新聞を読む。徳之島の人たちは、眼鏡なしに新聞が読めるのです。
昼食にはタケノコ、昆布、豚肉、ごはん、ウリの味噌汁。食物繊維が豊富な野菜と昆布で栄養のバランスをとっています。そして畑へ・・・・
畑に行くために作業着に着替えます。
この着替えも一日に何回も行う、立って着替えることによって体幹を鍛える、バランスを保つ運動になります。畑では、十分な日光をあび、体の中にビタミンDを活性化させていきます。それが骨、筋肉を丈夫に保つことにつながっていくのです。また、闘牛を飼っている家も多く、その散歩に2キロもの散歩を毎日行っている男の方も多いです。
畑仕事のあとは休憩
ピーナツに黒糖を絡めたお菓子、徳之島では白い砂糖は使わずに、黒糖を使用します。黒糖はとてもミネラル(K、Ca Mg リン 鉄)が多いのです。
夕食は、ごはん、マーボ豆腐 サラダ 酢の物。その後、繕い物などの裁縫。
細かい作業は認知症の予防にとても効果的で、さらに、生きがいにもつながる。生きがいを持つことがとても大切です。そして、20時には就寝。
徳之島では80歳以上の方10人中8人の方が実年齢に比べて骨年齢が若いという報告があります。さらに骨を強くする原因のもう一つが島の水です。
徳之島の水はカルシウムを多く含む硬水です。普段私たちが飲んでいるのは軟水(硬度44mg/L)徳之島はその4倍の硬度がある水なのです。
ただ、軟水を飲んでいる私たちがいきなり硬水を飲むと、おなかの調子が悪くなってしまう人が多いです。(徳之島の硬水はMgも多く含んでいる)徐々に硬水を取り入れていく方法が良いでしょう。
毎日日常で行っていれば、それを継続することは簡単です。新たに行おうとすると飽きてしまったり、イヤ気がさしてしまったりして結局やらないという結果につながってしまいます。
徐々に継続という方法が一番いいのかもしれません。
これから私たちも、この徳之島の人たちの生活を参考にしてピンピン長生きできるようにしていきましょう。

健康でいるための情報集めより引用