内視鏡検査
鎮静薬(ドルミカム)の使用方法

・サーフロで血管確保する。血圧低下時に全開で滴下できるようにメインの点滴は生食やラクテックなどの500mlをつないでおく。ルートには三方活栓(ロック式が良い)をつけておく。

・ドルミカム注射液1A(10mg/2ml)+生食8ml⇒10mg/10ml(1mg/ml)を10mlシリンジ(ロック式が良い)に準備する。全量使用すると呼吸抑制が起こる危険性があるため2ml~5mlを側管からゆっくり注入する。

・鎮静薬の副作用として、上気道閉塞、呼吸抑制、無呼吸、血圧低下、徐脈などを起こす場合があるため、鎮静中はモニター管理をし、心電図、血圧、SpO2、呼吸数などを3~5分おきに測定し記録する。近くに気管チューブやアンビューバッグも準備しておく。

・鎮静中は口腔内に唾液が貯留するため、常に吸引をする必要がある。