2017.10.25

「洗顔料の選び方について」

最近、肌荒れや化粧のノリの悪さが気になってきませんか。
こんな悩みを解決するために、多くの女性は化粧水・美容液・クリームなど保湿化粧品に頼ってしまいがちです。 ところが意外かもしれませんが、クレンジング料や洗顔料を変えてみると肌の状態が改善した!ということが多いのです。
実際、自分のお肌に合うクレンジングや洗顔料に出会ったときの喜びは、保湿化粧品のそれよりも大きいような気がしませんか??
間違ったクレンジングや洗顔はお肌に負担をかけてしまいます。 お肌に栄養を与える事ばかりに気をとられないで、 ダメージを減らすことも、気にしてみてください。
洗顔の目的は
【1】クレンジング料の油分やお肌に悪い界面活性剤
【2】お肌のアカ「古い角質」や余分な油分・汚れ
【3】汗やホコリ                 これらを洗い流すことです。
特に手を抜けないのはクレンジング後の洗顔。クレンジング料やメイク汚れが肌に残っていると、色々な肌トラブルの原因になりますので、しっかり洗い流すことが大切です。
洗顔で大切なのは何かを与えることではなく、しっかり落とすこと!いたわりながら、生まれたての状態に戻してあげましょう。
避けたいのは「しっとりタイプの洗顔料」 その注意点は?
しっとりタイプの洗顔料は、潤いを守りお肌に優しいイメージがあります。
ところが多くの場合、そのしっとり感をだすために沢山の油分が含まれています。お肌の余分な油分を落とすための洗顔なのに、無駄な油分を与えてしまっているのです。
洗顔に求められているのは、一度、生まれたての肌にリセットすること。究極の選択になってしまいますが、余分な油分が肌に残るくらいなら、洗顔後、乾燥してつっぱってしまう方がまだベターです。
是非見つけたい「ほどよい洗浄力」の洗顔料
しっとりタイプに対抗するのは、さっぱりタイプの洗顔料。さっぱりタイプの洗顔料の魅力はなんといってもその洗浄力。クレンジングの流し残しや肌に残っている汚れをどんどん洗い流します。
そころが注意したい点が一つ。その優れた洗浄力ゆえに、肌が本来持っている保湿成分までも必要以上に洗い流してしまうのです。私達の肌が持っている保湿成分は水で洗っただけでも流れ出てしまうほどデリケートなもの。
洗顔後に肌が突っ張ったりカサつくのは保湿成分が流れ出て、急激な肌の乾燥を招いているためです。洗顔の目的である素肌へのリセット。余計な乾燥を招いては、素肌よりマイナスの悪い状態になってしまいます。
それでは理想の洗顔料とはどのようなものでしょうか?抽象的な表現になってしまいますが、「余分な油分を含まないもの」かつ「洗顔後のつっぱりができるだけ少ないもの」が理想の洗顔料といえます。
理想の洗顔料を追求する旅はなかなか果てしないものではありますが、自分肌にベストマッチングの洗顔料を見つけた時から、肌の状態は驚くほど一変します!
最近、テレビや雑誌でよく聞く「弱酸性」とか「アルカリ性」という言葉。本来のお肌は弱酸性だから、同じ弱酸性で洗ってあげることが肌に優しいというのがうたい文句です。
確かに理にかなっているのですが、洗い流すときの水道水が中性ですので 結局、流した後の肌は中性になってしまいます。その為、とくに弱酸性にこだわらずに選んでみてください。(最近の化粧水は弱酸性がほとんどですので、化粧水を使えば弱酸性になります)
クレンジングや洗顔はお肌への負担が大きいもの。
たっぷり使ってできるだけ短時間で済ませることが美肌のヒケツです。

乾燥の気になるこの秋、ぜひ自分に合った洗顔料を探すために参考にしていただければと思います。

 自分でできるエイジングケアより引用