2017.9.15

「ライザップが介護予防支援」

RIZAP(ライザップ)は札幌証券取引所の新興市場に上場するライザップグループ(東京)の中核会社。「結果にコミットする」として、トレーナーと1対1で減量プログラムに取り組む手法を採用している。著名人をCMに起用して減量前と減量後の見違える姿が話題になっている。国内にジムを100店舗以上展開している。

そんなライザップが「高齢者の減量にもコミット」と全国各地の自治体で高齢者の介護予防を支援する動きが広がってきた。

運動と食事管理を組み合わせた独自のダイエット法の提供で一部の自治体で効果が確認され、健康促進で医療費の抑制につなげたい自治体との連携を拡大したい考えだ。

ライザップと介護予防事業に取り組んだ静岡県牧乃原市によると今年2~6月に応募した高齢者(平均年齢68.1歳)のうち23人が週1回90分の運動プログラムを3か月続け、筋肉量を落とすことなく平均2.4Kgの減量に成功した。

介護予防に取り組む自治体の保健師らにライザップのトレーナーが指導して
「住民にやる気を出させる方法を伝授してもらった」と評判は高い。この他、奈良県五條市や長野県川上村にもトレーナーを派遣して住民参加型の健康増進プログラムに取り組んでいる。

ライザップの瀬戸社長は「高齢者を元気にすることで地域活性に貢献したい」と強調し「自治体に受け入れやすい価格にした」と話している。

ライザップにはダイエットで及ぼす糖質制限でのぼけ老人や骨粗鬆症による骨折の予防にも力を入れてほしいものです。

 

上毛新聞参照