2017.6.16

「高齢者の体力消耗に要注意!梅雨に気を付けてほしい家での過ごし方」

 

1日の中でも気候や気温が大きく変わり、湿気は多く体調不良や精神的な疲れを感じやすいのがこの季節。特に高齢者にとって大敵となるのが「体力消耗」です。ただでさえ気温や湿度が高くなる梅雨の時期、家の中で最も気を付けるべき場所は「浴室」と「脱衣所」です。その環境はサウナにも匹敵するほど。予め浴室の窓を開けておく、入浴前後に浴室の換気扇をつけておく、長時間湯船に浸からない、脱衣所に長居しないことが大切。気分が悪くなったらすぐに浴室から出ましょう。その際脱衣所に水などの飲み物を用意しておき水分補給ができると良いでしょう。

雨で外に出られないからと、1日中特に動かずに家に閉じこもっていると、余計に気持ちが落ち込んだり体が重く感じたりして、体を動かした時よりも疲労感が大きく感じる場合があります。家の中では可能な範囲で積極的に体を動かすことが良い気分転換になります。といっても、激しい運動をする必要はありません。たとえば「着替え」「階段の上り下り」「家事」といったことも立派な運動。じっとしすぎない事が大切。

高齢者の方は免疫力が低下しているため食中毒にもかかりやすくなっています。梅雨の時期は食材が傷みやすいので、食中毒を発症するリスクも高くなるでしょう。この時期におすすめの食材は「梅干し」梅干しには「クエン酸」という成分が含まれており、このクエン酸が食中毒の原因となる細菌の増殖を抑える役割を果たしてくれます。他に腸内の有害物質を体外に排出する役割の「食物繊維」を含むのが、ゴボウ・さつまいもなどの根野菜。また腸内環境を良好にしてくれることで有名な「オリゴ糖」。こちらは、豆腐や納豆などの大豆加工食品をはじめ、たまねぎ、バナナ、はちみつ等に多く含有されています。さらにたんぱく質の不足は免疫力の低下にもつながり、梅雨だるからの夏バテの負のスパイラルに入ってしまうので注意が必要です。暑さで体力を消耗し内臓も弱りがちなので、消化吸収力に優れたお魚を中心にたんぱく質をしっかりと選ぶようにするとよいでしょう。

ジメジメと憂鬱な日が1か月も続き、体力を奪われてしまう梅雨。生活の中には意識的に「体力消耗しない工夫」を取り入れて、元気にこの梅雨の時期を乗り切ってほしいと思います。

         毎日を元気に 健康マガジンより引用