2017年2月21日

今年も、スギ花粉の飛散開始がニュースで発表されました。 (株)インテージが、昨年末に関東地方で実施した調査で「自分は花粉症」と答えた人は47%でした。
そのうち、スギ花粉の時期である2~5月に発症する人は95%でした。
対策実行率で一番多かったのは「マスクの着用」で、全体の過半数が着用していました。
次に「処方薬」「うがい手洗い」「市販薬」がそれぞれ全体の4割程度でした。
その他、「顔を洗う」「衣服の花粉を落とす」「外干ししない」「窓を開けない」など花粉を落とす・入れない対策が続き、「花粉症に有効な食材」「花粉ブロック/クリーム」「健康食品/サプリメント」といった食品やグッズの利用率はそれぞれ14%、11%、6%という結果でした。

男女差に目を向けると、対策の多くが、男性より女性の実行率が高く、「何もしなかった」という人は女性では6%ですが、男性では10%でした。40~50代女性は「衣服の花粉を落とす」「外干ししない」「室内の掃除」といった室内に花粉を入れない対策をマメにしている様子がうかがえます。
「処方薬」「帽子着用」の実行率が高いのもこの層に特徴的です。

花粉症対策としての食材、サプリメント摂取について聞いたところ、6割が取り入れた経験があります。約半数弱と最も試した人が多かったのは「ヨーグルト」、続いて「甜茶(てんちゃ)」「乳酸菌」とサプリメントより気軽で生鮮食材より手軽に取り入れられるアイテムが選ばれています。
そして効果が実感できたものとして、取り入れ率で最も多かった「ヨーグルト」は効果実感でもトップでした。取り入れた人の45%の人が「効果を感じられた」と回答しました。続いて「プロポリス」でしたが味や価格のハードルが高いためか、取り入れ率としては低めでしたが、試した人の4割に効果実感があったようです。これに続いて「乳酸菌」「茶カテキン」のサプリメント、生鮮食材の玉ねぎも3割の効果実感ができたそうです。

その他にも色々な花粉症対策がありますが、花粉症の人は自分の症状に合った方法を見つけて少しでも辛い花粉症シーズンを乗り越えられるといいなと思います。

参考資料:(株)インテージより引用