原因① コンディション
よくあるのが疲れや寝不足、体調が万全ではないことが原因によるミスです。
集中できない、散漫、やる気が出ないというモチベーションの低下。
コンディションが悪いと、いつもなら気付くところに気付けないことが多々あります。
対策はよく寝る。ゆっくり休む。休憩時間をこまめに挟む。
当たり前のことですが、これを意識してやると後々の効率が確実に上がります。
トイレに行ってみる、カフェインで集中力を上げる。というのも集中力を上げるひとつの方法ですので参考にしてみてください。

原因② 仕事内容の理解不足
作業に取り組む中で分からない部分が出てくる、自信がない、経験不足でどうしていいか分からない、自分のできる範囲を超えている。
こういう状態のときは、確認以前にまず何をしていいのか分からない事が多いです。
作業を進めていく中で分からないことが出てくると抵抗を感じて、余計イライラやモチベーション低下を招きます。
作業の後はしたことの確認をするのが基本ですが、このような場合、なんとか仕事が終わったとしても作業が終わったことにホッとして大した確認もせずに進んでしまいます。
対策は、作業をしたら確認する、を徹底しましょう。そして「やることの手順リスト」を作成しましょう。
事前にできるだけ細かく「やることの手順リスト」を作っておくと、前もって自信のない部分や分からない部分が見えてきます。そして、早いうちに誰かに教えてもらったり調べたりしておくことができます。
経験不足なりに手順をできるだけ把握しておくと、先輩や上司にアドバイスや助けをもらえやすいというメリットも。教えてもらったり、調べた内容はしっかりメモするようにしましょう。
このメモが「やることの手順リスト」をより強固に確かなものにしてくれます。
メモをとる習慣も忘れてはいけません。「やることの手順リスト」はシュミレーションにもなるので一度頭の中で手順を一つ一つ完了までイメージすると、実際に取り掛かったときにスムーズに実行できるようになります。「やることの手順リスト」を作ることで精神的にも落ち着きますし、やることが見えているので抵抗なく進んでいくことができます。

原因③ 確認するのがめんどくさい
作業をしたら確認をするという基本を分かってはいても、作業が終わったことに満足して確認を適当に済ませてしまう悪い習慣です。
この悪い習慣はできるだけ早く直した方がいいです。
対策は、「やるべきことの手順リスト」を細かく作り込んでおくこと。
あとは意識の問題。作業が完了したら一度休憩をとるか深呼吸して頭や心をリセットしましょう。
一度冷静になるのです。少し落ち着いて、「確認はめんどくさい」を抑え込みましょう。
リセットしたらゆっくり落ち着いて作業の確認をしていきます。

原因④ 慣れ、自分ならできるという過信とプライド
この過信というのは本当に厄介な敵です。
知識不足・経験不足が原因で起こるミスもありますが、逆に慣れてくることでもミスを起こしてしまうのです。これは大きなミスにつながる可能性が大です。人間は、自分ならできると思ってミスをした場合、プライドというまた厄介な敵によってそのミスを認めたくなくなるものです。
ミスを認めたくない、無意識にでもそう感じるとミスを誤魔化そう、人のせいにしようという方向に考えが働きます。最初は小さな確認不足によるミスだったかもしれません。
でもいつの間にか最大最悪の結果が降り注いでいるのです。
対策は初心に戻る。
慣れてきて手順がある程度分かっているとしても、メモをとる、やるべきことの手順リストをしっかり作る、こうした習慣を絶対に忘れないこと。
こうした基本が一番支えになります。

「確認」こそがあなたの過信や油断によるミスを救ってくれます。

(わんだふるらいふ.com より引用)