2018,07,11

「素足の季節 かかとの悩みの解決法は」

素足で過ごす日が多くなるこの季節。かかとのひび割れやカサカサが気になる方も多いのではないでしょうか。人目が気になる夏、正しいケアを確認しておきましょう。

<かかとが荒れる原因>
1乾燥&刺激…皮膚の一番外側には、角質と呼ばれる層があります。角質は皮膚を保護する役目があり、古くなると垢となって剥がれ落ちてその下から新しい角質が表に現れます。これが肌の新陳代謝(タンオーバー)と呼ばれるものです。歩行などの摩擦により常に刺激を受けているかかとは刺激をやわらげようとして角質が固く厚くなります。角質が厚くなりすぎてしまうと水分がいきわたりづらくなり乾燥してひび割れてしまうのです
2栄養不足
肌の保護に必要な栄養素、特にビタミンや亜鉛の不足もかかとが荒れる一因です。偏った食事や生活の乱れが、ガチガチかかととなって表れているかも知れません。
3水虫などの雑菌
水虫など、雑菌による疾患によってかかとが荒れていることがあります。水虫にかかったかかとはプツプツと斑点状に皮がめくれたり、白く粉を吹いたりして通常のケアでは治すことが難しくなります。しかも足の指の水虫と違ってかかと水虫は痒みなど自覚症状がないため、荒れていても「角質のせい」と思う人がほとんど。
<かかとのケア>
1まずは重なった古い角質を取り除くために肌を温めて柔らかくしましょう。お風呂上り、足湯のあとなどが効果的。角質を落とす時はしっかり水分を拭きとってから、一般的にはかかと専用のヤスリやスクラブを使うといった方法がありますがやりすぎると肌を傷つけさらに角質が厚くなることも。週1程度を目安に。
2栄養不足によるかかとのガサガサには、レバーやチーズに含まれるビタミンD、ナッツ類に含まれるビタミンE、カキやシジミなどから取れる亜鉛を中心に補いましょう
3雑菌によって荒れている場合、実際のところ一目でひび割れの原因を特定するのは難しいもの、誤った判断から放っておくと足の趾や爪に感染し、足裏全体のトラブルになりかねません。乾燥によるひび割れが雑菌の感染か、自分で判断しづらい場合は皮膚科に受診し、適切な処置をしてもらいましょう。

深刻な状況になる前に、予防するのが一番。自分に合った靴を選ぶ、素足は控える、
部屋ではスリッパやルームシューズを履くなど普段からかかとへの負担を最小限にすることが大切です。

                    Goo―newsより引用