2017.7.27

「昼寝には夜の睡眠の「3倍もの効果」がある」

 

昼寝には夜の睡眠の「3倍もの効果」があそうです。
労働省の研究によって、15分の仮眠をとったグループはそうでないグループに比べて作業効率がアップすることもわかりました。
昼寝の効果は「1時間の昼寝は、夜の睡眠の3時間分にあたる」と言われています。
質の高い昼寝をとることで、記憶力や学習能力の向上 集中力の復活 疲労回復 ストレス解消 精神安定、心臓病やアルツハイマー病のリスクの低下などがあるそうです。
昼寝の時間は「15~20分の間でとること」によりその効果を上げることができます。
30分以上の昼寝をしてしまうと、脳は熟睡するモードに切り替わってしまい、起床後も慢性的な眠気が続いてしまう結果となります。昼寝をとる時間を「15~20分」程度にすることが、短時間で脳に休息を与える効果的な時間です。
昼寝をとる時間帯は、「午後3時まで」の時間帯に行うことが理想的です。午後3時以降の睡眠は、体内リズムが乱れる原因にもなり、昼夜逆転の生活を招いてしまう可能性もあります。特に、通常の体内リズムであれば、午後14時頃に強い眠気が生じますので、その時間の前後を利用して昼寝をとるようにすると効果的です。昼寝の効果を上げるためには、「体をリラックスした状態にして、休息を与えてあげること」が大切です。リラックスした状態になることで、限られた時間の中でも質の高い睡眠を得ることができます。体をリラックスさせるためにはベルトを外す ネクタイを外す 時計を外す 靴をぬぐ、などの工夫を行うことで、体をリラックスさせ、昼寝の効果を上昇させることができます。
また、これまでは昼寝の習慣は高齢者の健康にとっては好ましくないと言われていましたが、時間を選んでの短時間の昼寝は睡眠障害の改善に有効であることがわかってきました。特に高齢者の場合、夕方くらいに居眠りをすることが多く、それが夜間睡眠の質を悪くしているので、午後の活動性を高め、夕方以降の居眠りを減らすためにも、昼食後~15時の間で30分程度の昼寝が有効です。
アルツハイマー型認知症の原因はまだはっきり分かっていませんが、アルツハマー型認知症にかかった人がどのようなライフスタイルであったのか、筑波大学で調査が行われ、心身ともに健康な高齢者は30分以内の昼寝をする習慣のある人が多く、アルツハイマー型認知症になる確率は昼寝の習慣のない人の1/5でした。一時間以上の昼寝はアルツハイマー型認知症の発症を促す傾向にあり、調査によれば、アルツハイマー型認知症患者の多くは、一日3時間ほど昼寝をしています。 このことから、昼寝をしても、30分で目覚めるように心がけていれば アルツハイマー型認知症を防ぐことができるかもしれません。
効果的な昼寝は、集中力やエネルギーを取り戻し、毎日の活動の質を上げることができます。
午後に活動の質が落ちる人や、睡眠不足気味だという人は、昼寝をすることがおススメです。
暑い夏、寝苦しい日も続きます。上手に昼寝をして夏を乗り切りましょう

 

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