2017.04.07

大人になってもラジオ体操を!

 

ラジオ体操は日本人なら子どもから大人まで、誰もが知っている馴染み深い体操の一つかと思います。

ラジオ体操が始まったのは、1928年のこと。

1951年には現在のラジオ体操が作成され、60年以上たった今でも続いています。

では、これだけ長く愛されるラジオ体操のよさとは何でしょうか。

実はラジオ体操はわずか3分14秒(ラジオ体操第一のみ)という短い時間の中に、基本的な運動の動きがすべて組み込まれた、非常に計算された体操です。しかも子どもからお年寄りまで幅広い世代ができる一方で、意識してやれば汗ばむくらいハードな運動でもあります。さらにその動きについてはすでに多くの人が知っていますから、一から運動を覚える必要もありません。

誰もが気軽に取り組めるラジオ体操ですが、だらだらとやっていてはその効果も半減してしまいます。ポイントをおさえ、きびきびと元気に体を動かし、健康な体づくりを目指しましょう。

 

【ラジオ体操の効果を上げる3つのポイント】

 

  1. 重要なのは指先と目線

ラジオ体操では「体を伸ばす」という運動が多く取り入れられています。このとき、その体の箇所を意識して伸ばそうと考える人が多いですが、大切なのは「指先」と「視線」です。筋力トレーニングでは、力を入れて運動するため手もグーの形になりますが、ラジオ体操のような体を伸ばす運動でも手をグーの形にしていると、余計に力が入り、体が伸びにくくなります。目線も同様で見るべき方向と違う方向を見ると、体が伸びにくくなります。ラジオ体操では指先を伸ばして手をパーの形にし、目線は基本的には指先を見るようにして行いましょう。

 

  1. 昼間にしよう

ラジオ体操というと朝のイメージを持つ人が多いかもしれませんが、おすすめの時間帯は昼間。特に脂肪燃焼を促すアドレナリンが高まっている15時くらいにやるのがおすすめです。仕事や家事の合間に、気分転換もかねて行うといいでしょう。ラジオ体操はさほど負荷のかからない運動ですから朝にやってもかまいませんが、体が十分に動いていないことが多いため、特に中高年は自分の体調をみながら注意して行いましょう。

 

  1. 毎日続けよう

わずか3分14秒の運動ですから、合間をみて毎日続けるのがおすすめです。普段運動をしていない人は最初はうまくできないかもしれませんが、毎日続けることによって筋肉や関節が鍛えられ、次第に動けるようになるはずです。

 

ラジオ体操の効果には・血行増進による肩こりや首のこりの解消・柔軟性の向上・新陳代謝の向上

・便秘の改善等・冷え性の解消・免疫力の向上・腰痛の予防や回復 等があります。

 

ラジオ体操なら、わざわざ運動するためにどこかへ出かける必要がなく、また特別な器具を使うことも無く、気軽に運動することができます。

日頃の運動不足解消のためにラジオ体操を取りに入れてみてはいかかでしょうか?

 

 

 

GO-健康ココロ・カラダ・元気-”昭和”の健康法はスゴかった-

ラジオ体操の効果!究極の健康法と言われる2つの理由 より引用