2017年3月4日

群馬県内には日本三代名湯の草津温泉があります。皆さんも何度か訪れたことのあると思われる、群馬県内でも有数の観光名所でもあります。
そんな草津温泉の温泉ソムリエが先日のテレビに出演していました。
温泉に入るためには、良いとされる入り方があるようですので、今後のためにもその方法をご紹介したいと思います。

温泉旅館に行くと、お茶とお茶菓子が用意されています。
これを入浴前にとることが大切です。
入浴による消費カロリーはジョギングにも相当します。お茶菓子程度のものなら適度なエネルギー補給になり、立ちくらみも防ぐ効果があります。また、お茶ですが、入浴前の水分補給という意味で、これまた好ましいことです。お茶は適度な熱さを持っているので、体の内側から「かけ湯」をするようなものだと考えてもいいでしょう。
そして、水分補給をしてから入浴に適したサラサラ血になるのには15分程度かかるので、お茶を飲みながら楽しく会話するのは、適度な入浴前の準備体操と適度な休憩になるのです。さらには、お茶は「湯あたり」を防ぎやすくもしてくれます。旅館のお茶は緑茶の場合が多いのですが、緑茶にはビタミンCが含まれていますので、「湯あたり防止」になるのです。
マナーの問題などもあり、最初にせっけんで体を洗ってから温泉に入る人がかなり多いですが、まずこの点に大きな誤解があります。最初に頭も体も洗ってから温泉に入ると、泉質によっては肌に強い負担が掛かります。メイクをした状態で温泉に入る場合は、毛穴を開くために先にメイクだけ落とすと良いでしょう。

お湯はまずはつま先から大腿へ、指先から腕へかけ、徐々に体を慣らし、半身浴から始めると泉温や水圧による体の負担を防ぎます。そして、頭の上には濡れタオルをのせておくと立ちくらみを防いでくれ、リラックス効果にもつながります。

露天風呂については、気温が低い屋外にいきなり裸の状態で出ることで、血圧が急上昇する場合があります。まずは内風呂に入って体を一度温めてから、露天風呂に行くのがよいとされています。
入浴時間は温度によって異なりますが、初めは5~10分、なれれば、ぬるめのお湯で30分以内、高温のお湯では10分以内までがよく、それ以上では疲れや不慮の事故を起こすおそれがありますので注意しましょう。
順番としては、入浴→洗髪→入浴→体を洗う、の順番がいいようです。

温泉の成分には肌の角質をとったり毛穴の汚れをとったりする効果のあるものが多いので、 タオルでゴシゴシこするとかえって肌を傷めることになります。ボディーソープや石鹸を手でとりそのままその手で優しく洗いましょう。
入浴後に皮膚についた温泉成分をそのまま残しておくと、この温泉成分が皮膚を包むバリアーとなり、体内の熱が逃げにくくなり、保温効果が高まります。
その結果、入浴後に湯冷めしにくく、冷え症の緩和や血行改善といった温泉ならではの効果が長続きするのです。
失われた水分をしっかり補給するのも大切です。ぬるま湯やお茶をコップ1杯飲んで、体を潤します。美肌にこだわっている方は、10分以内に体の保湿をするとよりツルツルのお肌になります。
草津温泉の湯は基本的には酸性泉(酸性低張性高温泉)、場所(源泉)によっては硫黄泉なども見受けられます。酸性が強くpHは2前後である。この強酸性のために下流の品木ダムには酸性中和施設があります。適応症は皮膚病・神経痛・糖尿病などだそうです。
これからの季節、疲れた体を癒しに日帰り温泉などはいかがでしょうか。ぜひ、参考にしていただければと思います。

参考文献:生活の知恵 温泉マナーより引用